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山岡義生 / Yoshio Yamamoka

 

(日本バプテスト連盟医療団理事長、京都大学名誉教授)

 

 「全人的医療」、つまり苦痛の予防と軽減を図るためのスピリチュアルケア。日本では癌ばかりがいわれていますが、全ての病気に対するケアは、ヨーロッパでは既に当たり前のこととなっています。スピリチュアルケアは新しいものではなく、本来宗教そのものが心をいやす役割があり、病気を治すのはシャーマンのように宗教家でした。欧米ではローマ帝国がキリスト教を国教としてから、教会活動の中に医療が含まれました。キリストが自分を「羊飼い(パストル)」と言ったことからパストラルケアという言葉ができたといいます。これは今では宗教・信仰や信条、国民性、価値観、習慣を尊重しながら、その人らしく生きるための同伴するケア、と考えて良いと思います。

 


 

山岡義生 / Yoshio Yamamoka/image1


 

 


 

≪第2回 医療と宗教(仏教)を考える研究会(2011年12月4日)での講演≫

 

 

 

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